まぁいいかと思えるようになった(KKaさん)

 

 平成284月より半年間、岡田先生にお世話になりました。

授業初日は4月の雨降る肌寒い日でしたが、暖房を極力使わないということでした。床暖房を入れて下さいましたが、私は手がかじかんでしまい、とても寒く感じました。自分がいかに暖房に頼っていたかを反省し、その日以降、自分の家でもなるべく暖房を使わないようにしました。

 初日の宿題が、「今日から2週間は毎日、朝は梅生番茶、昼と夜は黒豆玄米ご飯とけんちん汁のみにする」といことで、正直ビックリしました。実際にやってみると、シンプルで献立にも困らず、体の変化がよく分かって面白いなぁと思いました。

恭子注:これは、半断食ともいえる、画期的に、体質改善を図れるメニューなのです。
ありふれたメニューなのですが、奇跡をも呼び起こせるのです。

 

《受講しようと思ったきっかけ》

 私は、父を亡くしてから健康を意識し始め、14年前に主食を玄米に変えました。白砂糖、化学調味料はなるべく摂らないようにしましたが、肉、魚、卵、乳製品、自然食品店のお菓子は食べていました。

玄米を食べ始めた頃は、週に一度下痢になり排毒している感じでした。頭もスッキリして仕事がはかどりましたが、顔のカサつき(子供の頃アトピー性皮膚炎で、大人になってからは、疲れると湿疹が出る)と腰痛が悩みでした。

 今まで14年間、時にはお肉や乳製品を控えたり、主食を酵素玄米に変えたりと試行錯誤して過ごしてきました。

 昨年5月にマクロビオティックの本を読んで、動物性タンパク質と乳製品(たまに魚、有精卵を食べる)、お料理で使っていた黒砂糖をやめたところ、頭、顔、首、背中に湿疹が出る、腰が重だるい、鼻水が出る、生理で黒い血が出るなどの排毒症状がありました。そして、頭、体がスッキリして、3ヶ月で5㎏痩せて疲れにくくなり喜びました。しかし、1日1回の大きい便りがコロコロ状に変わってしまいました(それまではバナナ状)

今年2月に、あるお宅で3分づき米を食べさせて頂いた時、「すごく美味しい!」と感じました。1年近くコロコロ便が続いていたこともあって、このまま玄米を食べ続けていいのか疑問を持つようになりました。3月に岡田先生の本を買い、「2年目からは分づき米や発芽玄米にするといい」という内容を読んで、「これかも!」と思い、前期のクラスを申し込ませていただきました。

 

 

 

 

《教室に通う前の食事》

今年に入ってからは、朝夜はきちんと食べて、お昼は軽めにして間食をやめていました。その前は、朝昼晩3食と間食に焼き芋やせんべいなどを食べていました。

マクロビの食事にしてから塩気を欲していて、味付けが濃くなっていました。

 

例えばこんな献立でした・・

・玄米、お味噌汁(油揚げ、ワカメなど)、ぬか漬け、

野菜料理(炒め物、煮物、胡麻和えなど)

・おにぎり(玄米、白米など)、せんべい、無糖クッキーなど軽いもの。

・玄米(パスタ、そば、うどんの時も)、ぬか漬け、

お味噌汁(油揚げ、ワカメ、野菜など)

野菜料理(炒め物、煮物、胡麻和え、揚げ物など)

車麩など植物性たんぱく質(たまに卵と魚を少し)

 

《教室に通い始めてからの食事》

l  初めの2週間は、朝は梅生番茶、昼と夜は黒豆玄米ご飯とけんちん汁。

l  3週目以降は、主食を玄米と3分づき米を半々の割合と野菜中心のおかず。

植物性たんぱく質を1ヶ月間、2カ月目からは動物性たんぱく質を50g以下(あくまで植物性を主に)加える。体調に合わせて動物性たんぱく質は控える。

l  朝は梅生番茶のみ。

l  53で副食より主食を多く食べること(お弁当箱に入れたり、ワンプレートに盛り付けて分かりやすくしました)

l  お米はひと口100回以上噛む。

恭子注:この方の食歴は、玄米を14年間、食べてきていました。
副食は、上に書いてあるように、いろいろです。
それでも、まずは、もう一度の排毒として、2週間の玄米とけんちん汁のみ。
それからは、主食を主にする。
時には、分搗き米も入れる。
時には、動物性たんぱく質も少量入れる、というアドバイスをしました。
動物性たんぱく質は、妊娠希望と、今までの食歴から、の、アドバイスです。
このあたりの食事メニューのさじ加減は、長年皆さんを見てきた恭子式マクロのさじ加減です。

 

~教室に通い始めてからのある日の食事~

 

梅生番茶

玄米(小豆、黒豆入り)、ごま塩

お味噌汁(車麩、人参、大根、玉ねぎ)、茹で絹さや、南瓜コロッケ

フキと油揚げ煮物

3分づき米チャーハン(大豆たんぱく、玉ねぎ、いんげん、かつお節)

キャベツのスープ、高野豆腐唐揚げ、

煮しめ(人参、蒟蒻、牛蒡、いんげん)

 

 

梅生番茶

 

 

五平もち

お味噌汁(油揚げ、ワカメ、玉ねぎ)

ちぢみ(人参の葉、コーン)

3分づき米(雑穀入り)、とろろ

にらとミョウガ醤油漬け

カキフライ、ごま豆腐、ラッキョウ

南瓜サラダ(マカロニ、玉ねぎ、ズッキーニ、ナッツ)

《体と心の変化》

入室後、体と心が徐々に変化していきました。

4月の変化

²  1㎏痩せた。

²  体がだるく、頭と腰が重い時があった。

²  背中がかゆくなった。

²  たまにイライラした。

²  寝付き、寝起きが良くなった。

²  生理始まりの血が黒かった。

²  お小水の色が濃くなった(だんだん薄くなった)

恭子注:すべて、良くなるための排毒症状です。

5月の変化

²  朝、マッサージをするようになった。

²  全身の肌がなめらかになってきた。

恭子注:アトピー独特の赤紫色のお肌が、きれいになってきました。

²  いつもない生理痛があった。

²  大きい便り12回が7日間あった(コロコロ状は変わらず)

²  先生のレシピ本を見てお料理することが楽しく、旦那さんも美味しいと喜び、食事の時間が充実するようになった。

²  授業で、夜はすまし汁にするといいと聞き、すまし汁やスープにしたところ(今まではお味噌汁)体の力が抜けていく感覚があり、考え方も少し柔らかくなりました。

恭子注:心を開放することが、健康にはとても大事なのです。
心が穏やかになると、自然治癒力が増すのです。

²  旦那さんも朝は梅生番茶でいいと言う。

6月の変化

²  右手指に湿疹が出始める。

²  生理始まりの血が黒っぽく、少し塊があった。

²  コロコロ便解消に、大根おろし、サツマイモ、わかめやひじき、寒天、葛湯、りんご、キムチなどを積極的に食べたところ、大根おろしが効くような気がしました。

²  ある日、大きい便りが1日に5回出た!

²  旦那さんがスリムになってきた。

7月の変化

²  イライラしなくなってきた。

²  指の湿疹が落ち着いてきた。

²  生理の量が多く、10日間少しの出血が続いた。

²  体が緩んできた感覚があった。

²  考え方が適当になった。たまにはさぼる。まぁいいかと思えるようになった。

²  大根おろしの葛煮を食べた日から連日、大きい便りが1日に3回、2回、4回、2回と続いた。

²  旦那さんのいびきが静かになってきた。

8月の変化

²  たまに右手指がかゆい。

²  おりものが多かった。

²  大きい便りが、8月上旬はバナナがたまに、下旬はほとんどがバナナになりました!

 

※大きい便りが徐々に変わってきたことがとても嬉しかったです。生理にも変化がありました。食事をコツコツ続けることで段々と力が抜けてリラックスできるようになってきたと思います。一緒に住む旦那さんにも変化があり、とても感謝しています。

 

《先生のお話を聞いて》

★岡田先生は授業で、健康・幸せに繋がる考え方について様々なお話をして下さいました。

完璧を求めず妥協すること、~よりはまし、まずは自分が幸せになること、感謝の気持ちを伝えること、天与の分限、自然に思いをはせて過ごすこと・・・。

 

野草について教えていただいて、家のすぐ脇によもぎが生えていることを知り、ちょっと摘んでは天ぷらやクッキー、お茶を作りました。旦那さんは初めビックリしていましたが、食べた時に野草のエネルギーを感じたようでした。。

身近な植物を発見することの楽しさ、食材としていただけることの感謝、自然と自分が調和している心地よさがありました。

恭子注:この方は、最初、春の野草摘みに参加してくださいました。
こんなに素直に自然に、野草に触れて頂けてうれしいです。

 今まで、13食食べることが当たり前だと思っていましたが、2食にすることで体が軽く、動きやすくなりました。また、私は、玄米や陽性のものを食べることがいいと頭で考えて食べていましたが、その時の体や気候に合わせて、分づき米や陰性のものを取り入れると、今までより体の調子が良くなりました。

思い込みで食べるのではなく、自分の体や心の声を聞いて判断していくことの大切さがが少しづつ分かってきました。

 

 私は、今まで家族にやり過ぎていたことがあり、自分が苦しくなってきたので、昨年から少しづつ減らしていました。そのことに、本当にこれでいいのか迷いがあったんですが、先生の「まずは自分が幸せに」のお話を聞いて、これでいいんだと確信が持てました。

「~するべき」より、本当にそれをしたいか、出来るか、完璧を求めず行動していいんだということを教えていただきました。そうやって自分を満たしていくことで、人に求めなくなり、人間関係がスムーズになったような気がします。

 

 

★調理の面ではお米のとぎ方、野菜、包丁、食器の扱い方を細かく指導して頂きました。お米に感謝しながらとぐ。野菜の芯も皮も丸ごと使うこと。盛り付けに気を配る・・。

 

自分の家でも食材を残さず使い、包丁はこまめに研ぐようになりました。食器は洗って拭いた後、一旦乾燥させてからしまうようになり、食事の前後に「いただきます」「ごちそうさま」と心を込めて言うことがとても気持ちがいいです。

食にまつわる言動一つ一つを正していただき、実践し、心が安定して家族と穏やかな食卓を囲むことが出来るようになりました。本当にありがたいことです。

 

何より、自分だけでなく、家族もより健康になりました。私が授業で教わったことを話し、家でもレシピを見て作るうちに、旦那さんも食に対して真剣に考え、選ぶようになってくれました。岡田先生に感謝です!

 

それと、半年の授業を通してだいぶ食に対する不安がなくなり、心身ともに力が抜け、なんとなーくいつも楽しく幸せーに過ごせるようになりました。

時に、つまづいたり迷うこともありますが、教えていただいた基本の食事を心掛け、常にそこに戻って生活していくといいのかな、と思っています。

 

《ありがとうございます!》

正直、レポートを書くことが億劫だなと思っていたんですが、書いてみると、この半年の自分の変化と学んだことがよく分かったので、まとめて良かったです。


恭子注:そうなんですね。
レポートを書くという宿題は、最初は気が重いと思いますが、どの方もまとめだすと、自分の変化が再認識され、書いてよかったとおっしゃいます

 

 岡田先生、厳しくも愛情のあるご指導を本当にありがとうございました。

ご自宅に招き入れて下さって、お宅ならではの授業を受けさせて頂いたことにとても感謝しております。

 

 また、生徒の方々と一緒に調理、食事、お話し出来たことがとても嬉しかったです。

自宅で皆さんも頑張っていらっしゃると思うと、すごく励みになりました!




 恭子からひと言

今までいろいろ、食事を試行錯誤してきた方でした。

教室にいらっしゃる以前の食事と、入室後の食事のちがいがわかりますか?

玄米菜食という点では、ほとんど同じと思いませんか?

でも、体質が確実に良く変わってきたのです。

2週間の玄米とけんちん汁ののち、分搗き米と時には動物性たんぱく質も少量取り入れる、2食にする、よく噛むなどの違いがこれほどの変化をもたらすのです。

また、考え方の修正も大きいのです。

とても良い奥さんだったので、きっちりといろいろこなすことを無意識に自分に課していました。

このあたりの考え方が、「自分だけ仕合せに」という恭子式マクロの考え方に変わってきて、心がゆったりとゆとりが出てきたのです。

そうすると、良いホルモンも出て、さらに体の調子もよくなるのです。

本当は、お子さんが欲しいというのが、希望だったのですが、それはまだ叶ってはいませんが、基礎体温が高くなりましたので、
いずれ、ご本人の運命の中にあれば、叶うでしょう!

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アトピー、体質改善、身体が温かくなった